Fukuyama Transporting Joins Value Chain Innovation Fund LP

2024.11.08

Spiral Innovation Partners は、2024年4月に物流周辺領域のスタートアップへの投資を行う「Logistics Innovation Fund(以下“ LIF ”)」の承継ファンドとして「Value Chain Innovation Fund(以下“ VIF ”)」を設立して以降、すでにスタートアップ11社への投資を実行しており、順調に運用を行って参りました。

この度、VIFの新たなLPとして、福山通運株式会社(本社:広島県福山市、代表取締役社長:小丸成洋、以下“ 福山通運 ”)が参画しましたのでお知らせいたします。

VIFのアンカーLPであるセイノーホールディングス株式会社(本社:岐阜県大垣市、代表取締役社長:田口義隆、以下“ セイノーホールディングス ”)と福山通運は、2013年3月に業務提携(※1)を開始して以来、様々な連携を進めており、この度のVIF参画を通じて、業界全体の課題解決がより一層推進する事を期待しています。
※1「大規模災害発生時における相互協力に関する協定」および「エコデリバリーの提供」に関する業務提携を締結。(関連リリース

 

VIF概要

ファンド名 Valuechain Innovation Fund 投資事業有限責任組合
無限責任組合員(GP) Spiral Innovation Partners LLP
有限責任組合員(LP) セイノーホールディングス株式会社(アンカーLP)
株式会社日本政策投資銀行
福山通運株式会社 等
ファンド規模 100億円(予定)
投資領域 物流周辺領域を中心としつつ、荷主企業のバリューチェーン全体への価値提供を行うスタートアップ
投資ステージ アーリーステージ中心に投資
投資ポートフォリオ 個別企業投資、一部FoF(Fund of Funds)投資
URL https://seinocvc.com/vif/

 

VIF における投資領域のイメージ
VIFでは、物流領域を投資対象の中心に置きつつも、その川上・川下にも投資領域を拡大し、お客様のバリューチェーン全体への価値提供をすることで、現状の課題に対してより広範で包括的なアプローチを行い、お客様の繁栄に貢献してまいります。

投資先と福山通運との事業連携について

LIFの投資先でありセイノーホールディングスとの事業連携が進んでいる株式会社エアロネクストは、すでに福山通運とも中山間地域の共同配送に取り組んでおります。

従来の中山間地域への配送は、各物流事業者が遠方の拠点から個別に配送しており、環境負荷や収益性の面で課題がありました。この非効率な配送を解決し、将来の物流インフラ維持を目指すため、各社の配送を集約し車両による配送に加えて、ドローン配送を活用する新スマート物流「SkyHub®」の構築により課題解決を図るものです。この取り組みはエアロネクストだけで成立するものではなく、物流業界全体が一つのチームとなり推進していくことが重要だと考えています。


本件に関するお問い合わせ先:

Spiral Innovation Partners
TEL: 03-6452-8615
E-mail:vif-contact@seinocvc.com