当社は、Spiral Capital Japan Fund 2号投資事業有限責任組合を通じて、ロボット遠隔サービス「HATS」を開発・提供する株式会社キビテクへ出資を行いました。

キビテクが開発するロボット遠隔制御サービス「HATS」は、様々な自律走行ロボットにアドオンすることで、ロボットが障害物や自己位置喪失などにより異常停止した際に、外部のオペレーターがロボットの遠隔制御・復旧作業を行うことを可能にするものです。

少子高齢化が進み労働人口が減少し続ける日本においては、あらゆる産業において業務の自動化・省力化が喫緊の課題となっております。一方で、そのソリューションになりうる自律制御ロボットの普及には未だ大きな課題があり、人間との共働環境において完全自律制御・自律走行を実現する上では、常識・判断力・柔軟性の欠如等の「AIの限界」が存在しています。そのような課題を、自律制御×人間のハイブリッド型で解決するのがHATSであり、HATSの導入によりロボットの社会実装を加速していけるポテンシャルがあると考えています。

今回の資金調達を通じて、自律走行ロボットの普及促進により産業の生産性を飛躍的に高めるとともに、人間とのハイブリットによる新たな働き方・雇用を生み出していけることを期待しています。

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